ハローワークの活用方法
さて、実際に職業を探そうと思ったら、多くの人がまずはハローワークに行くことになるわけです。まずはハローワーク所内に設置されたパソコンで、自分の居住県や近県のハローワークの登録求人の案件を検索してみるのが効率的で、首都圏なら約10万件ほどもありますから、そこから応募していくのがいいでしょう。
ハローワークの機能で特に便利なのが総合的雇用情報システムで、これは日本全国の全てのハローワークからでも、ネットオンライン機能を活用して、他のハローワークで受理している求人求職情報を閲覧する事ができます。これを活用することで、例えば東京のハローワークから、九州のハローワークで受理した求人求職情報を検索、閲覧するといったことも可能になっており、帰省先での就職を考えている人には実に助かります。実際、仕事のあてもなく故郷に帰ることなどはできないわけで、大変実用的です。
又、ネットではありませんが、子供を持つ女性の就職活動については「マザーズハローワーク東京」という専用の施設が東京渋谷区にあります。ここでは小さい子供と一緒でもハローワークを利用しやすいようにキッズコーナーやベビーチェアも用意されており、仕事案件についても、子育てと仕事の両立を目指す人に適合しやすい、残業がない土日祝日が休みなどの求人を中心に情報提供して再就職を支援しています。
ハローワークでは扱う求人案件は非常に膨大な数となっており、その内容は正社員、フルタイムパートや学生長期アルバイトを含むパート求人、臨時雇用など全ての雇用形態となっています。
こうした情報は求人番号で管理されていて、これは5ケタと8ケタの組み合わせ番号になっています。はじめの5ケタは通算ナンバーですが、後の7ケタは年度や職業地域で記載されるので、慣れれば案件内容についても大体把握できるようになるはずです。